【キングコング西野でわかる】クラウドファンディングとは

クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)

キングコング西野さんが約1000万円を集めて『えんとつ町のプペル』という絵本を作成・発売したという話は、ニュース等で多く取り上げられていたので知っている方も多いかと思います。

それでは、この『えんとつ町のプペル』を作成・販売するための約1000万円という大金はどのようにして用意したのでしょうか。

その答えが“クラウドファンディング”ということになるのです。

わかりやすく西野さんの例でいうと、『WESYM』というクラウドファンディングサイトで3000人以上もの人から目標金額である600万円を大幅に超える1013万円を資金として調達し、イラストクリエーター33人と共に『プペル』を作り上げました。

それではなぜ、3000人以上の人は西野さんへ出資したのでしょうか。

クラウドファンディングで出資するとリターン(見返り)がある!

例えば、西野さんが「絵本を作りたいです!でも資金がないので、出資してください!」なんて言っても普通の人は出資したいとは思いませんよね。
でも、「出資してくれたら、僕の直筆サインを書いた絵本をプレゼントします!」これではどうでしょうか? ファンではない方では、う~んとは思うでしょうが、ファンの方ならどうでしょう。西野さんを応援できて、直筆サインももらえる! となれば1口3000円程度であれば出資してもいいと思えるのではないでしょうか。

これがクラウドファンディングの本質です。

『お金がないけどプロジェクトを達成したい』という人に対し、お金に余裕がある人が『見返りがあるなら、そのプロジェクトも面白そうだし出資してもいいかな』となるわけです。

クラウドファウンディングには大きく分けて4つの種類がある

購入型クラウドファンディング

先述した西野さんのクラウドファウンディングの例では、『購入型クラウドファウンディング』と呼ばれるものになります。

プロジェクトへ出資した見返りとして、金銭以外の商品やサービスを受け取れるという形になります。(西野さんの例では、直筆サイン入り絵本)

他にも例として『ジェットパック付のリュックサックを作りたい!』というプロジェクトがあったとします。
1口5万円の出資をしてくれたら、商品が完成後にそのジェットパック付のリュックサックをプレゼントしますよ。というパターンもあります。

この場合、出資者は事前に購入しているという形に近いですね。日本のクラウドファウンディングでも、主流のタイプとなり、Campfireや、READYFOR?もメインは購入型クラウドファンディングです。

寄付型クラウドファウンディング

“クラウドファンディングで出資するとリターン(見返り)がある!”といいましたが、いわゆる寄付のような形のクラウドファンディングもあります。

これは、主に地震や台風といった自然災害の被災地への支援や発展途上国に学校を作ったり、医薬品を届けたりといった社会的な慈善活動がメインとなってます。

赤十字社などへの通常の寄付というのは、ざっくりと使用用途はわかるもののせっかくの寄付金がどのようにして使用されたかわかりませんよね。

しかし、この寄付型クラウドファンディングではプロジェクト発足後に企画者が活動内容を報告することが多いので寄付金がどのようして使用されたのかかわる仕組みとなってます。

投資型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングは別名『ソーシャルレンディング』とも呼ばれます。

その名の通り、お金をプロジェクト企画者に出資し、そのリターン(見返り)として金銭を貰うという形になります。この方法は新しい資産運用の方法として、最近話題となってます。

お金を借りたがっているプロジェクト企画者側は、インターネットを通じることで銀行よりも簡単に資金を調達することができます。
その代わり、出資者(投資家)側はリスクを取る分、いい利回りで資産運用することが出来るということが双方のメリットになります。

期待できる利回りは3%~15%くらいまで幅広くあり、手間がかからない割に非常に効率的な運用となってます。

元本保証ではなく、貸し倒れのリスクなどもあるので100%安全とは言い切れませんが、FXなどをハイリスクハイリターンとなるならば、ソーシャルレンディングはミドルリスクミドルリターンといったところでしょう。

メガバンクの定期預金の金利が0.010%であることに比べたら、十分そのリスクはとる価値はあるかと思います。

株式型クラウドファンディング

これは非上場株式を発行することによって、資金を調達するタイプのクラウドファンディングになります。
非上場とはいえ、もちろんIR等を発行している企業も多いので、出資先の企業の状態などはわかります。

運よく出資先の株式会社がIPO(新規上場)したり、バイアウト(買収)されれば株式の価値はぐんと上がります。
その時には出資した金額の何十倍もの価格で株式が取引されることとなるでしょう。
Yahoo!やソフトバンクだって、もともとは小さいベンチャー企業だったので、そのような企業の株式を持っていれば夢は広がりますね。

しかし、メリットだけではありません。非上場株式なので流動性が著しく悪いです。
そのため、通常の上場株式とは違い、売りたいときに売れるということが出来ないです。
また、倒産リスクもあります。本当に株式が紙切れになってしまう可能性もあります。

とはいえ、一発当てれば大きく儲けを得ることができるので株式型のクラウドファンディングはハイリスクハイリターンといえるかと思います。

そのため、株式型クラウドファンディングに投資する場合は基本的には値上がり益を追及するというよりむしろ、その会社やその行う事業に対する共感又は支援という意味で購入するべきだと考えた方が良いでしょう。

まとめ

クラウドファンディングは4つの種類に分かれますが、どれも本質的には支援をするということが根本にあります。
インターネットが身近な存在になったので、世界中の人とも簡単につながることができるようになりました。今までは資金面で断念せざるを得なかった夢も、簡単に資金を集めることにより、夢を叶えやすくなったともいえます。

もし、余剰資金があれば誰かの夢を叶えるために出資してみてはいかがでしょうか。

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